■足が冷えてしまう原因とは?
心臓からいちばん遠い部位である足は、冷えやむくみが起こりやすい部分です。
その原因として考えられるのは、おそらく血液の流れが悪くなりやすいからでしょう。
足の筋肉が正常に機能せず、血液を送るポンプ役としての働きを果たさないため、血液やリンパ液が滞ってしまって足の冷えにつながっていることも多いようです。
特に足のふくらはぎにある筋肉は、その働きが鈍くなってしまうことで足が冷えやすくなってしまいます。
しかし動脈硬化などが原因で足の冷えが起こっていることもあるため、注意が必要です。
動脈硬化とは、血管が細くなって末端にある毛細血管に温かい血液が流れにくくなる症状をいいます。
また足先が冷える場合、その原因に汗がからんでいることもあります。
■足の冷えは重大な病気のサインである場合がある?
慢性的な足の冷えやしびれは、血管の動脈硬化が進んでいる場合にからだの症状として出てくることがあります。
そのため、足の冷えやしびれが強い場合には、閉塞性動脈硬化症である可能性が高いのです。
また脊髄の神経が圧迫されてしまうことで腰が痛んだり、その神経が影響して下肢に痛みやしびれなどの症状が出てしまうこともあります。
その他にも、足の冷えをもたらす病気には、脳梗塞や坐骨神経痛、糖尿病精神経障害、糖尿病、リンパ浮腫などがあるのです。
そのため、足の冷えが気になる場合は、それを放置せずに早めに病院へ行って検査をしてもらいましょう。
それにいびきが酷い人も、からだの冷えが原因でそうなっていることがあるそうです。
そしてそれは重大な病気のサインである場合もあります。
脳に酸素が足りなくなると、自然にあくびが出てたくさんの酸素を取り込もうとするように、からだが冷えて血行が悪く、酸欠であると自然にいびきが大きくなるようになっているのです。
運動をして冷え対策をしよう
■冷え性を改善するには適度な運動がいい
会社でもお家でも簡単に行うことができる冷え性を改善する体操があるのを知っていますか?
実は、冷え性を改善するには、意外と適度な運動が効くのです。
何故、運動によって冷えが改善されるのかというと、冷えの原因は血液の循環が悪いためであることが多いからなのです。
だから、適度な運動をして身体の血行を促進することは、冷え性の改善につながってくるということなのです。
日頃、忙しくて運動をする時間が全然とれないような人であっても、お風呂上がりや寝る前などのちょっとした空き時間に少しでも体操をする癖をつけると、からだの冷え方が違ってくると思います。
たとえば、足が冷えやすければ青竹を踏んだり、足を揉んだりして血行をよくするように努力するのもいいでしょう。
■冷え性を改善できる体操にはどのようなものがある?
ここでは、誰にでもできる簡単な体操の仕方についてお伝えしたいと思います。
その一つは、足首と足の指を動かしていく体操で、冷え性の原因が足の関節の機能低下に関係している場合、特に効き目があります。
足首を伸ばしたり、クルクル回したり、足の指でジャンケンをするようにグーやパーの形をつくるような体操をします。
実は、足の冷え症の原因は、足の関節の機能低下にもあるといわれています。
そのため、特に足指をジャンケンするように動かす体操は、足先の冷えに効果があるといわれるのです。
もう一つは、おじぎをすることでお腹に集まっている血液を抹消のほうへ戻すという体操です。
これも単純な体操ですが、からだの中心部の筋肉を動かすことにより、からだ全体の筋肉が大きく収縮して血液の循環が良くなります。
その体操のやり方は、まず足を揃えてまっすぐに立ち、おじぎをするようにゆっくりと上体を出来る限り前方に倒します。
これを5回からむ10回ぐらい繰り返すだけで、冷え性の改善に自然とつながってきます。